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パンターニと阿部薫の孤独





 
 生きた時代は違うのだが、パンターニと阿部薫が好きである。
パンターニは言わずと知れた、プロロード選手。「走る哲学者」の異名もある。
一方、阿部薫は1949年、川崎生まれのフリージャズのサックス奏者だ。

 死に方が似ている。パンターニは、ドーピング疑惑の渦中にあり、失意のなか、
コカインの過剰摂取で死去した。家族からも見放されての死だったといわれている。
阿部薫も、薬物のブロバリンを過剰摂取し、29歳の若さで亡くなった。
妻は女優の鈴木いずみで、子どももいたが、薬物依存による自己破壊が進んでいた。

 2人に似ているのは、求道者的な精神と、おそらく他人には理解しがたい孤独だ。
阿部薫を知ったのは20代。新宿のゴールデン街を飲み歩いているころだった。
片腕のマスターがやっているジャズ・バーで「こんな人がいるのよ」と教えてもらった。
酒が入らないと、とても聴くに堪えない音楽だったが、それでも好きになった。

 パンターニが死んだのは2004年。なぜか、阿部薫が重なって、終夜、その店で、
阿部薫をマスターと一緒に聴いていた。その夜は、久しぶりに吐いた記憶がある。
薬物で死んでいく人を、「弱い人間」と一蹴する人もいるが、そうは思わない。
底の見えない孤独というのが、あるのような気がするのだ。


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バイクはコルナゴのアルミフレーム。
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